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欠けた壺 のおはなし

つたないながらも、下のcracked potのお話を訳してみました。興味のある方はどうぞ~



ある中国のおばあさんは二つの大きな壺を持っていました。それを棒の両端に下げて首にかけて運ぶのです。一つの壺は完全な形をしていていつもまるまる壺一杯分のお水を運ぶことができるのですが、もう片方には欠けているところがありました。おばあさんが小川からお家までの長い道のりを歩き終えると、いつもその欠けた壺には半分のお水しか残っていないのでした。

おばあさんが壺一つ分と半分の水を家まで運ぶ日々が二年過ぎました。もちろん、完全な壺は自分の成し遂げた仕事に誇りを持っておりました。しかし一方のかわいそうな欠けた壺は、自分の欠点を恥じ、するべき仕事の半分しかなせないことを悲観し、それを酷い失敗だと感じておりました。

そんな二年がたち、欠けた壺はある日、小川の横でおばあさんに話しかけたのでした。
「わたし、わたしのことが恥ずかしいわ。だってこのわたしのよこっちょの欠けたとこは、おばあさんがおうちに帰るあいだじゅう、ずっとお水をちょろちょろもれ出してしまうんだもの」

おばあさんは微笑んで言いました。

「あなたは今まで小道のあなたが通る側にお花が咲いているのに気づいたかしら?もう一方の側にはないのよ?」

「あなたからお水がもれることをいつだって知っていたからね、だからあなたが通る側の小道にお花の種をまいたのよ。毎日毎日わたしたちが歩いて帰る間、あなたはお花にお水をやっていたってわけ。」

「二年もの間に、わたしはきれいなお花を摘んでテーブルに飾ることもできるようになったわ。あなたがあなたのまんまでいてくれなけりゃ、こんな風にお家を彩る素敵な事もできやしなかったわ。」

  

わたしたちひとりひとりも、みなそれぞれに独特な水もれを持っています。でも、わたしたちがそれぞれに欠けたところとそこからもれ出るお水を持っているからこそ、わたしたちは人とともに暮らし、その生活はより興味深く実りあるものになるのです。
あなたが周りのそれぞれの人のあるままをとらえれば、それぞれの良さを見いだす事ができるようになります。

そう、だからわたしの“欠けた壺”なお友達たちへ、ただあるがままのあなたのことをわたしはだぁい好きですよ。
良い一日を!そしてあなたの側の小道に咲く花の香りを楽しむことを忘れないでね!
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越南 忘れてはいけないこと

ベトナムは共産党の支配する社会主義国です。現在の形に落ち着くまでには沢山の辛い日々がありました。

彼の国は古代には中国に支配され、近代にはフランスに支配された歴史を持ちます。その後8年に及ぶフランスとの戦争によって自由を勝ち得たかと思いきや、ベトナム戦争が勃発したのでした。この戦争はベトナムの人々の民族闘争ばかりでなく、当時のアメリカ対ソ連の冷戦の代理戦争の様相も呈しました。一般的にはアメリカの侵略戦争という認識が強いのではないでしょうか。(日本もアメリカにお金を出し基地を提供したことでこの戦争に関わっています)

ベトナム戦争は、動員兵力、死傷者数、航空機の損失、使用弾薬量、戦費では第一次大戦のそれを上回り、使用弾薬量、投下爆弾量では第二次大戦のそれをはるかに超えた、史上最大の破壊戦争だったのだそうです。(参考リンク

1975年アメリカ軍が撤退、しかし1979年には越中戦争が勃発。これは1ヶ月後中国の撤退によって終わりましたが、両国の国境間の紛争は1989年まで続きました。

1992年には中国との関係が正常化し、1995年にアメリカと和解、2007年にWTOに正式加入、国連の非常任理事国に初選出されました。

日本は1945年に終戦を迎えましたが、それからさらに40年程もベトナムは無惨な戦乱の時を生き抜いて来たのでした。今が正に彼らの戦後であると言っても過言ではないでしょう。

今回、子供たちには刺激が強すぎるかと思い戦争証跡博物館へは行きませんでしたが、そのような戦争の傷跡を残すものが街中に珍しくありません。

DSC01602.jpg 統一会堂/The Reunification Palace の庭にて

ダナンの空港からホイアン地区のホテルに向かう道すがら、のどかに牛とヤギが憩う野原の中に、所々、異質な黒く細長い筒が設置されており、よく見ればそれらは飛行機を撃ち落とすための高射砲なのでした。


バイクが多く排気ガスの汚染が深刻と言いつつも、青い空の清々しい国です。ベトナム最大の都市ホーチミン市でも、少し車を走らせればそこはすぐ郊外、空き地が広がり開発の余地を大いに感じさせます。街中を行き交う乗り物はバイクが圧倒的多数ですし、走る車を見れば高級車はまだ少なく、観光地やホテルにいる客はほぼ全てが外国人、つまり国内観光をする余裕のあるベトナム人はまだ少ないということでしょう。

彼らは逞しく、微笑みがシャイで優しく、そしてしなやかで柔軟です。1台のバイクに家族4人乗りは当たり前(5人乗りは見ませんでした。禁止されてるのかな?それとも単に不可能なだけ?)。さらに驚いたことに、街では自国の通貨ドンと並行してアメリカドルを流通させているのです。アメリカからの観光客も数多く、多くの人々が英語を話します。(nとgを多様に含む独特のアクセントがあるので難解ではありますが)旅をする身には便利でありがたいですが、アメリカ軍がベトナムにもたらした多くの損害を考えると、こちらの方がなんとも不思議な気持ちになってしまいました。


ベトナム語は、よそ者のわたしには広東語と似た響きに聞こえます。わたしは広州生活のおかげで、相手がアジア人だと中国語(普通語/マンダリン)を話す癖がついてしまい、いろんなシチュエーションで使ってみましたがほぼ全滅でした。(前記事の華僑の会館のみ有効)あちこちに飾られた旧正月の飾りには『新年快楽恭喜発財』なんて書いてあるのに~。
そして、彼らの言語文化を決定的に中国から切り離しているのは、文字です。ベトナムには元々漢字と独自の文字を組み合わせた難解な表記法があったそうなのですが、限られた知識層しか使いこなせなかったため、植民地時代、読み書きを簡潔にするためにフランス人たちによって導入された発音記号とアルファベットが現在でも使用されており、それがアジアでありながら西洋の香りを感じさせる不思議な魅力の一助ともなっています。


余談ですが、中国人が持つベトナムの印象について。ここ広州で中国人に春節(旧正月)の予定を聞かれ、越南(ベトナム)と答えると、みな一様にぱっとしない反応をしました。彼らの感覚では、越南は自分たちよりも格下と見なしているため、観光で訪れる魅力を持つ国という認識が薄いようでした。それとも、みんな越中戦争や国境間紛争から良いイメージがないのかな?

越南 ダナンへ

ダナンに飛行機で着いてから主にしたことは、プールサイドでボケボケです。ホイアン地区のSandy Beach Resortという4つ星ホテルのバンガローに泊まりました。名前の通り美しいサンドビーチがあるというのになぜプールでボケボケなのか、その理由は、

DSC01867.jpg

すんごい外海で波が荒れ狂っているのです。。。
子供たち+パパは砂遊びを満喫して蟹と戯れていました。わたしはこの4日間のおかげで京極夏彦の『邪魅の雫』を読了しました。面白かった~

合間、半日観光をしました。ホイアンのダウンタウンは古くから栄えた港町で、鎖国前は日本人街もあった異国情緒あふれる町並みで世界遺産に登録されています。ここの観光名所は Japanese Bridge(日本橋)、その昔日本人によって建設されたと言う言い伝えがある頑丈な橋です。

DSC01725.jpg

提灯の脱力系メッセージ「ファイフォ」は、ホイアンの古来の呼び名だそう。。

DSC01735.jpg お坊さんも日本橋を観光


DSC01809.jpg 潮州会館

華僑の建造物はことのほか見事でした。もともと立派な上に、現在もきちんと維持されているのです。敷地の奥へ進むと大きな会場で催しが行われており、そこだけザ・チャイナ、参加者は見たところ中国人でした。トイレを借りようと給仕のベトナム人に英語で話しかけたところ通じず、中国語に切り替えたところすぐ通じたのが面白かったです。世界の中華パワーを実感しました。

このホイアン地区は、ダウンタウン全体が壮大な観光名所といった風情でして、通りは観光の外国人で溢れています。そして、ホイアンの人々の外国人に対する商魂は非常に逞しいです。

Crispy noodleが美味だったCargoというレストラン前にて、ふと、眼を離したスキに、、、

DSC01755.jpg

ししがバナナ売りのおばあちゃんから籠を持たされていました。。。
もちろん、この後「ユー ピクチャー マネー マネー!!」とおばあちゃんにせびられる訳で、広州での普段のわたしだったら断固バナナの籠をおばあちゃんにお返ししているところですが、せっかくなので観光客という役割にハマってみました。だって、この困惑したししの顔とポーズを撮りたかったんだもん!

新年快楽!

Photo-0001_20100214154412.jpg 玄関に謎の生物!?




Photo-0002_20100214154412.jpg

そう、今日は旧暦の元旦、中国では今日から新年なのです。そこで獅子舞がやってきました。
中国の獅子舞は、リズムカルな大太鼓と景気の良い賑やかなシンバルのテンポの良いリズムに乗って行われます。この獅子たちは、いかめしい名前と違いとっても可愛くてベジタリアンです。菜っ葉を食べます。踊りの後は、レタスを食べ、さらに食べたレタスや林檎を主催者にも分け与えます。その後は、ロビーの中の各所の柱の上に備え付けられたレタスを食べて廻ります。

Photo-0004_20100214154411.jpg もぐもぐ

Photo-0007_20100214154411.jpg フロントでも、もぐもぐ

こちらには、独特の紅包文化(過去記事リンク)があります。
(紅包:ホンバオ) = (日本のお年玉) + (アメリカのチップをこの時期に凝縮したもの)
とでもいいましょうか。
この日のために新札を銀行で集め、せっせと内職して封筒にお金を入れたのでした。
紅包をあげるのは旧暦の1月15日まで。チップ文化に慣れない日本人である我が家もこのときばかりは太っ腹に振る舞います。

みなさん、新年快乐! 恭喜发财! Happy Valentine's day!
明日からはべトナムに遊びに行ってきま~す!

さむいにほん

ただいま帰国中。
日本の凍てつく空気の清々しい事よ、なぁ~んてきれいごと。

本当はあまりのさむさに縮こまっております。
北国メインから日本に引っ越してきた当時は、異様に薄着の家族として名を馳せていたもんでしたが、亜熱帯・広州に住んではや2年超え、すっかり南国体質に成り下がってしまった自分の体に愕然としております。

日本に住んでいたフィリピン人の友人が、『日本の寒さは厳しすぎて頭にくる』なんて言うのを聞くにつけ、内心鼻で笑っていた自分ですが、今こそ彼女の気持ちがよくわかるっっ!

日本は寒いです!床暖房から起き上がれませんっ!!

昨日の朝、車に霜が降りていたのでパチリ。

Photo-0001#1

写真中央の呪術に使う人形みたいなものは、ぴいすです。彼の冬休みの宿題で、いろんな場面でこの自分の人形の写真を撮ってポスターを作らなければならないのです。

アメリカの児童向け本で、Flat Stanleyというお話があります。
あらすじを説明しますと、

ある朝、Stanleyが目覚めると体がぺっちゃんこになっていた。夜、彼が寝ているベッドに、大きな写真を貼るボードが落ちて来たのだ。両親はあわてて医者に連れて行くが、何も異常はなく痛みもない。で、まいっか、てな感じに落ち着いて、彼の体が薄っぺらいことを生かしたエピソードがいくつか続く。。。
お母さんがお気に入りの指輪を道路の溝にはめた鉄のスリットから落としてしまいStanleyが救出する。
お父さんと散歩に行って雨が降って来たら、筒状にくるくる巻いて紐をつけ、お父さんが運んだので濡れずに済む。
西海岸に住む友達の家に遊びにいきたいけど航空チケットが高いので、特大の封筒に入れて郵送されて遊びにいく。
大泥棒が街の美術館から街一番の高価な絵画を盗もうとするが、Stanleyが額縁におさまり絵画になりすまして未然に防ぐ。
そして、街の英雄になったStanley、しかし、やがてそんな武勇伝も忘れられ友達にからかわれるようになり、薄っぺら生活に嫌気がさす。で、自転車の空気入れを川端康成よろしく口にくわえ、弟が一生懸命空気を入れるや元通り。
めでたしめでたし


ど根性ガエルもびっくりですよ。
正直、ぴいすに読み聞かせをしたときに、内心あきれました。親がお気楽すぎる!
息子を封筒に入れて郵送って、どんだけアメリカの郵便局を信用してんでしょうか!?

閑話休題、お手製のFlatな自分を郵便で送り、送り先でいろんな経験をさせてもらう、というプロジェクトとして、このお話は多くのアメリカの小学校で取り入れられています。なんとFlat Stanleyは大統領(といってもブッシュの時代ですが )とも写真を撮っています。リンクあり。ライス元国務長官がいい味出してます!
で、この冬のぴいすの宿題、たいていの生徒がどこかに行く為、郵送せずに持参して写真を撮るスタイルに先生がアレンジしたのでした。
そんな訳でせっせと写真を撮る日々。
お正月に泊まる恒例の温泉旅館で、着物を着た人と撮らせてもらおうと目論んでおります~。



追伸:まうみさん、『お茶酔い』について記事を書くようとの指令ですが、記事になりませんって。空きっ腹で濃厚な烏龍茶を飲むのは、体質によって気分が悪くなることがある、っていうだけですもん。。。でも、あ、久しぶりに書こうかな、と思うきっかけをくださってありがとう~!


Who?

ししはは

Author:ししはは
日々、チャイナをパパラッチしたゆかいな写真や、おもしろかったこと、話し足りなかったことを綴って、だれかとシェアしたいのです。

もともとは、下のリンクにある旧ブログからお引っ越ししてきたのですが、中国国内からFc2ブログへのアクセスがブロックされているため、当分はこちらのブログはお休みして旧ブログにて更新をしています。あしからず~

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